Facebookのタグ付けって、ビジネスの世界ではごく当たり前に行われていますが、実は意外とトラブルの種を孕んでいるもの。あまり写りのよくない写真が多くの方に公開されてしまったり、自分の友人にはあまり見て欲しくない写真が公開されてしまったりすることから、中には、タグ付けされたくない、と思っている方もいると思います。
そこで今回は、Facebookでタグ付けをされないようにする方法と、既にタグ付けされてしまっている場合に、そのタグを自分で削除する方法を紹介してみたいと思います。
目次
Facebookでタグ付けされないように設定する方法とその手順
スマートフォンアプリの場合
スマートフォンアプリを例に、タグ付けされないようにする設定方法を紹介していきます。
まずはフィード画面の右下、「その他」をタップしましょう。
すると、メニュー画面が開くので、下にスクロールして、「設定」をタップ。
「設定」メニューから、「タイムラインとタグ付け」をタップ。
「タイムラインとタグ付け」メニューから、「友達があなたをタグ付けした投稿をタイムラインに表示する前に確認しますか?」をタップ。
すると、「タイムライン掲載の確認」という画面に飛ぶので、「オフ」から「オン」に切り替えておきましょう。
この設定をしておくことで、あなたが写真にタグ付けされた時に、その写真が公開される前に逐一確認して「許可/拒否」をできるようになります。
パソコンの場合
パソコンで行う場合も、基本的な手順は同じ。ただ、初めの部分が異なるので、その点にだけ触れておきます。
スマートフォンアプリでは右下の「その他」から設定しましたが、パソコンでは右上の「下向き三角のマーク」をクリックし、表示されたプルダウンメニューから「設定」を選ぶことで、設定メニューに飛ぶことができます。
後の流れはスマートフォン版と同じです。画面の左側のバーから「タイムラインとタグ付け」を選択し、設定を進めていきましょう。
既にタグ付けされてしまった写真から自分のタグを削除する場合
上で紹介した方法では、これからアップロードされる写真のタグ付けを回避することはできますが、既にタグ付けされてしまった写真からタグを削除することはできません。
既に付けられてしまったタグをするには、以下の方法をとってください。
- タグを消したい写真が貼られている投稿の右上の下向き矢印をタップ
- 表示されたプルダウンメニューから「タグを削除」を選び、タップ
※1 パソコンの場合も基本的な流れは同じです。
※2 タグを削除した後に、その投稿を「不正な投稿」としてFacebookに報告するかどうかを問われる場合がありますが、報告したところで何か処置がなされるわけではありません。相手の方との信頼関係を維持するためにも、基本的にはしなくていいでしょう。
タグ付けを削除した場合は一応報告を!
タグ付けは相手が公表したくないことを公表してしまう可能性を秘めたアクションです。そのため、タグ付けをする場合は相手の許可をとってから行うのがマナーなのですが、世の中にはそのことを認識していない方も少なくありません。(特にSNSなどにあまり慣れていない方はそうですね)
あなたが写っている写真に、無許可でタグが付けられてしまった場合、あなたにはそのタグを削除する権利があります。しかし、どんな形であれそのタグは相手の方が何かしらの意図を持って付けたもの。
手間に感じるかもしれませんが、人の投稿からタグを削除した場合は後で一言連絡を入れておいた方が後腐れも生じにくいでしょう。また、「私はタグ付けされるのが嫌です」ということを相手の方に伝えられるので、再度無許可でタグ付けをされてしまうのを防ぐことができます。
まとめ
Facebookのタグ付けは、自分を広く認知させたい方にとってみれば便利な手段ですが、意外とトラブルの原因になりやすいものでもあります。自分がタグ付けを行う際は、最低限相手に許可を取るのがマナー。無駄なトラブルの発生を防ぐためにも、慎重に使っていきましょう。