「起業家」を目指す女性に、最初に読んで欲しい記事はこれ!

ライターのまゆりです。

最近は「起業家」を名乗る女性が増えてきました。身近になってきている「起業」ですが、その理由は人によってさまざまです。

「お金持ちになりたい」「自分らしく生きたい」などと自分の夢やのぞみのために起業する人もいれば、「社会のために貢献したい」「稼いだお金を人のために還元したい」などと人のために起業する人もいます。中には、将来への漠然とした不安に対抗するため、起業の道を選ぶ人も多いようです。

大企業に勤めていても不安要素はたくさんあります。たとえば、会社自体の存続の危機やリストラ、必ず高騰すると言われている物価・教育費・医療費、釣り上げられる消費税、ちゃんと受け取れるのか不安な年金、高齢化社会が生み出す老後難民など。こういった事柄に対し危機感を持つ人が増えたことも、起業家が急増している背景にあるようです。また、「会社での人間関係がわずらわしい」「時間で拘束されるのがイヤ」など、一般常識に縛られるのを嫌うことも起業するキッカケになります。

そこで今回はさまざまな理由から起業を考えている人に向けて、「起業とは何か」「自分のスキルを企業に活かすには」「起業に必要なスキルと知得るには」ということについて書きたいと思います。

起業とは?

「起業」というと「何かしらの才能や資産を持った一部の人だけができる特別なもの」と思っている人が多いですが、最近はインターネットの普及により、ごくごく一般的な主婦やOLさんでも行えるようになりました。

そもそも、起業とはなんでしょう。文字通りにとれば「事業を起こすこと」ですが、事業を起こし単に儲けるのではなく、誰かの役に立つことです。誰かに必要とされる仕事を続けていくことでもあります。そして、自分の未来のためにやりがいのある仕事をすることが自分の生き方になるのです。

事業とは?

「生産・営利」の一定の目的を持って継続的に「組織・会社・商店などを経営する仕事」のことで、他にも「大きく社会に貢献するような仕事」という意味もあります。

社会や誰かの役に立つ

「社会に貢献する」と言うと、何か立派なことをしなくてはならないように聞こえますが、対象を人に絞り込むと「人のためになることをする」となりますね。誰かの役に立つことは、あなたが持っている知識スキルを活かすことでその人のニーズ(要望)に応えることになり、その結果、報酬としてお金を得ることができます。

人は誰でも現状に不満を持っています。何かに困っていたり、不便を感じることは多いでしょう。また、欲しいものやしたいことは常にあるものです。そのニーズに合った商品サービスの提供は「誰かの役に立つ」、そして「社会に貢献する」ということにつながっていきます。

事業は組織・会社・商店などを経営する仕事を継続的に続けていくことですが、この「継続的に」がなかなか難しいのです。勢いよくスタートダッシュをしても、すぐにリタイアしてしまったら意味がありません。当然利益も上げ続けなければならないので、ゆっくりでも安定感のある長距離ランナーを目指しましょう。

起業とは?

「新たに事業を起こすこと」で、その担い手を「起業家」と呼びます。最近は自立を目指す女性も増え、イベントの開催などもSNSなどで積極的に情報発信をしています。

起業家になるには?

あなたの好きなこと、得意なことは何ですか?  自分の持っている知識やスキルから、自分にできそうな事業を実践することが起業につながります。

また、「個人時事業の開業届出」などの必要な手続きもありますが、そういった事務手続きをすること自体が会社を起こすということなのではありません。「自分の事業を始めよう」と思った時点で、あなたの起業活動は始まっているのです。

自分の知識やスキルを起業に活かすコツ

事業は「誰かのニーズ(要望)に応え、その報酬としてお金を得ること」です。ニーズに応える方法として考えられる「3つの提供」があります。

1.商品の提供(実体のある商品)

2.知識や情報の提供(実体のない商品)

3.サービスの提供

ここで大切なのは、「自分の好きなこと・得意なこと」を選ぶことです。好きなことの情報は入りやすく、アイディアも浮かび、何より継続することが期待できます。「ライバルが少ないから」と苦手な分野に手を出すより、得意な分野であなたの事業を展開しましょう。

ここでは、起業家を目指す女性が持っている知識やスキルを使い起業する例をあげてみます。

1.手芸の知識やスキルを持っている場合

    方法            具体例   収入取得方法
    実体のある商品  アクセサリー・手芸品などの店を経営・販売する(ネット上での販売も)       売買
   実体のない商品  手作り教室の開催、ブログや動画で作り方を配信  する  参加費、広告収入
    サービス                 ー      —

1.ネイルアートの知識やスキルを持っている場合

    方法            具体例   収入取得方法
    実体のある商品  ネイルサロンを経営・付け爪を販売する(ネット  上での販売も)       売買
   実体のない商品  ネイルアート教室の開催、ブログや動画で作り方  を配信  する  参加費、広告収入
    サービス   美容室と提携し、ネイルアートの施術をする    労働収入

2.アロマやハーブの資格・スキルを持っている場合

    方法        具体例    収入取得方法
 実体のある商品  アロマオイル、ハーブティーなどをブレンドし  て販売(ネット上での販売も)        売買
 実体のない商品  アロマ・ハーブ教室の開催、ブログや動画で情  報発信する   参加費、広告収入
   サービス  イベントなどの演出にアロマを炊く、ハーブテ  ィーを提供する       労働報酬

3.専門分野の豊富な経験・ノウハウを持っている場合

実体のある商品を取り扱わない仕事もあります。インストラクターやコンサルタント、セミナー講師などが代表的です。

女性では美容や健康に関することに長く携わっていた人もいるでしょう。例えば、ある化粧品メーカーに勤めていた、化粧品の店頭販売をしていた、スポーツのインストラクターをしているなど……その分野に精通し、スキルも持っています。

そのノウハウを生かせる事業は……

    方法              具体例    収入取得方法
 実体のある商品               ー        ー
    実体のない商品 メイクやヨガレッスンの動画ファイルの販売(情報商材)、ブログや動画で情報発信を行う     売買・広告収入
   サービス メイクやヨガ教室を開催、パーソナルトレーニングを開催。ボディメイクのコンサルティングやセミナーを開催する  入会金・月謝・参加  費

起業に必要なスキルと知識を得るには?

ここまで、事業を行うには知識やスキルが不可欠であること、その活かし方や収入取得方法に触れて書きました。

手芸が得意、絵を描くことやデザインが得意、料理のスキルが高い、など分野は何でもいいのです。他の人から抜きん出た高いスキルや知識があなたの武器になり、収入につながります。

例えば、主婦ならある程度の料理のスキルは持っていますよね。でも、より美味しくカンタンに作れたり、健康面やコストも考えられている、となると希少性は高くなります。つまり、ある程度の希少性があり、ニーズ(市場)が小さくなければ収益を上げられる可能性があるのです。

今、事業を行うための知識やスキルがない場合は、まず自分がしたい事業を決めるのが最初の一歩です。そしてすぐ、それについて学ぶことから始めます。「学ぶ・経験を積む・実力をつける」を経て起業する。これが基本です。

インターネットで起業する

今の時代、インターネットビジネス(アフィリエイトやネット販売など)をやっている人も多いですね。専門的な知識やスキルがなくても始められること、ネット上でビジネスのほとんどが完結するため金銭的なリスクも少ない、などの理由から気軽に始められるのでしょう。

でも、その分ライバルも多く、安定した収益を上げるのは容易なことではありません。「カンタンに始められてカンタンに儲かる」なんてことはないので、地道な努力をコツコツと続ける覚悟、作業に費やす時間が必要になります。

実際に起業した身近な人の場合

起業をしようと思うのはどんな時でしょうか? タイミングや、その時の知識やスキルのレベルは人によって違うものです。

わたしの身近にも起業をした女性がいますが、彼女の場合はこんな流れでした。

  1. 長年フィットネスクラブのインストラクターに従事。その後本部勤務となり、経営側の仕事に就く。
  2. インストラクターの仕事が好きなこと、組織の中ではスキルを活かせないことから、独立を選択。
  3. 拘束時間が長く、起業準備はできずに退職。その後、起業するためのセミナーに通いながら、ボディメイクやレッスンの仕事を始める。
  4. 起業後に進む方向を模索。セミナーを通じて人との出会いがあり、新しい分野(関連性はあり)も視野に入れ始める。
  5. 確定申告や税金のことなどは、周りの起業家から教えてもらうことが多い。個人事業の開業届出などを税務署に出すなどの手続きをする。
  6. 確定申告は自分でしているが、いずれは税理士に依頼するつもり。時間は事業に使いたい。
  7. 起業して2年。収入は会社員時代には及んでいないが、時間のマネジメントが自由にできること、新しい出会いが多く視野が広がること、自分のスキルを活かせることが何よりの魅力と感じている。もちろん収益が上がる努力は怠っていない。

彼女のように知識とスキルは十分にあっても、それを活かすチャンスがない人も多いでしょう。そのような状態に不満がありましたが、それが起業のきっかけとなりました。

起業に至るまでの手順

起業に興味があって、そのための自己投資の必要性を感じている人は多いでしょう。ただ、専門的な知識やスキルを持っていない場合はどうしたら起業できるのでしょうか……。

起業に至るまでの手順をシンプルに書くと、以下のようになります。

  1. 事業を行うための知識やスキルを身に付ける
  2. どんな事業を行うのかを考えて決める
  3. 起業のための準備をする
  4. 起業

非常にシンプルですが、要は自分の好きなことや得意なことの知識を高め、スキルを磨くことなのです。確定申告などの各種手続きは事業で収益が上がるようになってから考えれば大丈夫です。先回りして心配したり、気が重くなる必要はありません。

複数の事業を並行する?

あなたが好奇心旺盛で、いろんな分野の知識やスキルを持っているなら、複数の事業を並行して行うことができます。リスクの分散となりチャンスの拡大にもなるのでおすすめです。ポイントとしては……

🌸効率を良くするため、関連性のある事業を選ぶ

🌸中途半端になるのを避けるため、数を絞る

事業がうまくいかない人ほど、次から次へと違うものに手を出しがちです。でも、ひとつのことに集中できず結果も出せないのに、複数の事業を並行してできるはずがありません。

とにかくひとつ目の事業で成果を上げることが先決。それが軌道に乗ったら、関連性の高い事業をプラスするのが理想です。最初の事業で得た経験や教訓を活かし、相乗効果を期待できるので関連性が求められるのです。

ほかにも、わたしの身近に最初の事業であるアフィリエイトで成果を上げた人がいます。その経験値があるので、次に始めたアフィリエイトのコンサルティングは相乗効果をもたらしています。

まとめ

起業をする理由が今の生活をより良くするためであれ、未来への不安要素からであれ、いずれにしても言えるのは「自分の未来を人の手に委ねる時代ではない」ということです。人から与えられた仕事と生活、いわゆる「他人軸」で回っているコマは、その回転がいつ止まってしまうかわかりません。

起業とは「自分軸」で回すコマのようなものです。コマを回すための具体的な方法や手順を描きましたが、ほかにも営業テクニック集客のコツなど、学ぶべきことはあります。

そして、コマを回し続けるのがモチベーションであり、物事がうまく進まないとき指針になるのがメンタルマネジメントです。これらの、起業家・事業主に必要不可欠なにビジネスマインドについても知っておきましょう。

「大起業時代」と言われている今を、その流れにそって「起業に」チャレンジしてみることも「生き方」のひとつです。今の仕事がいつまであるかわからない時代だからこそ、自分の好きなことでスキルを磨き、収益を得ることは「自分らしく生きる」ということになるのではないでしょうか。